乱暴なDTM講座

DTMの闇に切り込んだ国内初のブログ

6053bda2a6722fbaf8b412f2d3c7b4901120ea781360766836


さて、入門編は前回で終わりだ。
今回からはより実践的になっていく。前回同様きちんとノートは取れよ。

時に、オマエら、これは別に難しいことではないんだが
たとえば、オマエ、カレー作ったことあるか?

「へ?カレーライスっすか?いや、ないです。」

オマエは?

「はい。ボンカレーなら。」

ボンカレーて・・。レトルトパウチやんか。
そうじゃなくて、ちゃんと具材を揃えて切って、炒めて、煮るって感じの意味でや。

「いや。ないっすね・・。」

ほらな。最近の子は料理しないんよ。
ちいさいころ、おかあちゃんのお手伝いせんかったんか?
一人っ子で過保護に育てられたんか?
毎日家に帰るとホッカホカのごはんがあったんか?
わーい今日はコロッケだ。お母さんソースソース!!っていうんか?

バカ野郎!!

料理くらい自分でできるようになれ。

いいか、料理ってのはな。創作の原点なんだよ。
人が食うために工夫するはじまり。それが料理なんだよ。

それをオマエは、おかあちゃん、おかあちゃんお腹すいたーって。いい歳こいたオッサンが。バカたれ。
だから、いつまでたっても曲ができないんだよ。

というわけで、今日から数回に分けて、オマエらにみっちりカレーの作り方を叩き込んでやる。

まず、カレーを作るにあたって何が必要か、そこのオマエ言ってみろ。

「えーっと肉と人参とジャガイモと玉ねぎ?ですかね・・。」

そうだな。この国の一般的なカレーの具材をオマエ知っているようだな。よろしい。
だが、実際には、ほかにもある。カレールーサラダ油や。
そういう溶けて目に見えない物をオマエは見落としておるわけだ。わかるな。

じゃ、次に、カレー作りに必要な調理器具は何や?そこのメガネ、わかるか?

「鍋ですかね・・。」

ほらな。鍋は当たりまえや。実際はかき回す時の木べらと、よそうときのお玉
それから具材を切る包丁まな板が必要や。

オマエの家にそれらはそろっているか?
ないか?そうか。

じゃ、次回までにオマエら以下の物を揃えておけ。

肉、ニンジン、玉ねぎ、じゃがいも、カレールー、サラダ油、
鍋、木べら、お玉、包丁、まな板、カレーをよそう皿、スプーン


分ったな?ん?ん?そんなお金ない?
オマエ、来週から来なくていいから。
じゃ、また。

i320

この講座、全然乱暴じゃないやんか、むしろ親切やんか。
っていう突っ込み。ありがとう。まぁそうだな。

この講座は俺が長年DTMやってきて、こんな大事な事
なんで教える奴おらんのや?という怒りを基にして書かれているから内容は有用だと思うよ。

ただな、どんなに有用な事でも、読み手の心に届かないと
それは、ない物と同じ。俺はお前らの心に届くようにわざと大声出している。
わかるな。

それに比して世に出てるシュガーコーティングな
教材やデジタル楽器は、俺にもできるかも??という甘い誘い文句ばかりで
ちょっと難しいところは、かるーく扱っていたりして逆に不親切なんやわ。

結果、オマエらは金を払うだけの養分に成り下がってしまってしまうっていう罠や。
言わば、オマエラは被害者や。搾取され続けているわけや。
この国(バビロン)のシステムに。
俺はそれが見てられないんよ。だから多少声を荒げてでも
オマエラの鼓膜が破れんがごとく こうやって大声だして、
伝えるべきことを伝えようとしておるんだよ。

わかったな。よし、じゃ、今日は前回の続き、”ノートの付け方”

ノートっちゅうのは前回も話した通り、ブログでも紙でもなんでもいいんだが
自分がどうなりたいか。をまず書け。と話した。そんでその目標に対して
何が必要かってのを書いて、次にそれらをクリアするのに必要な事をあぶりだして
実際にそれに取り組んだ記録をつけていくわけだ。

具体的にいうとこうだ。

①目標に対して何が必要か?(TODO
②それらを得るにはどうすればよいか?(HOW)
③今日何をやったか?それに対しての感想。(RESULT)


に関しては多分最初から自分が必要なもの全部がわからないと思う。
だから、最初はだいたいざっくりでいい。

は①であぶりだした、項目に対して実際起こすべき行動を書く。

は②のどれをどう取り組んだか毎日書く。

つまり、は1ページで済む。これはいつでも追加できる状態にしておく。
は①の項目ごとのページを用意する必要がある。
はさらに枝なので、毎日細かく記録を付けていく感じだ。

こういうノートの付け方は、物事を樹形図で捉えるような方法である。
この方法を身につければ、DTMに限らずあらゆる研究に役立つので覚えておくように。

プロジェクトを動かすというのは、こういう進捗を記録し続けていないと
ミクロにはまって、そもそも自分は何をやっていたのかわからなくなる。
というのを回避できるわけだ。 

本当はノートを見せたほうが早いんだが、俺のノートは
ちょっと赤裸々すぎて見せられない。俺にだって乙女のような秘部があるんだ。

ちなみに今回で入門編は終わり。
次から実践編だから。気合い入れとけよ。 

img-yowa-area-01


さて、道具はそろった。どうだ?一仕事終えた気分だろ?
うん。それじゃ、まずいよな。やっぱり曲を作らないとな。
そのためのDTMだろ?

機材をそろえた次に、オマエが取るべき行動。
それは、今後、自分がどうなりたいかを決める事だ。

お金を取れるミュージシャンになりたい、
人に楽曲を作ってくれと言われるような身分になりたい
有名なレーベルからリリースして、世界中でライブしたい。
などなど。色々あると思う。

夢はでかい方がいい。
デカすぎるほうが、なおいい。
それらを手にした自分がどんだけ幸せかを想像して
ダイナマイトモチベーションを高めろ。

DTMってのは一人の作業だ。
バンドのように、一緒に練習する仲間もいないし
作曲に関する情報も恐ろしいくらいに少ない。
そんな中、オマエには、あらゆる苦難が待ち受けているだろう。
そんな時にオマエを助けてくれるのが

今日、何をやったかを書き留めておくノートだ。
これはDTMに限らずあらゆる目標に向かって取り組むときに
ノートを付ける習慣があるかどうかってのは、目標達成に非常に大きな差を生む。
今まで学校の授業くらいしかノート取らなかったやつ。
オマエの人生を上向きにしたかったらノートを取れ。
内容は、自分が何を思って、何をしたかをひたすら書く。それだけだ。

別に紙じゃなくてもいい。俺はスマホでもPCでも
入力できるエバーノートを使うが、もっといいのは、ブログだ。
特にこのライブドアブログは、パスワード知っている人にしか見れない
非公開ブログも作れるので、自分だけ見るようにしておけば
これほど有能なノートはないぞ。
また、ブログのいいところは、リンクもバンバン貼れるし、カテゴリー分けもできる。
それが無料で使えるってのはいい時代になったもんだ。
各自次回までにブログアカウントを取得しておくこと。

では、適当にアカウントを取得したとして

ブログのタイトルはこうしろ。

僕のDTM奮闘記 ~目指せ打ち込み日本一~

そんで、最初の記事には、自分が買ったDTM機材や
それまでの音楽経歴、今後どうなりたいか。を細かく書き写真も貼っておけ。
それから、上に書いてある、自分が今後どうなりたいか
自分しか見ないんだから、もう赤裸々に書け。

アイドルに楽曲提供して、セックスしたい。とかでもいいぞ。
具体的なほどいい。

そんで、二回目以降の記事に何を書くかだが、それは次回に譲るとしよう。
じゃ。

↑このページのトップヘ