乱暴なDTM講座

DTMの闇に切り込んだ国内初のブログ

カテゴリ: 今日の1曲


clarkといえば、aphex twin,squarepusher, autechre, lfoなどに次ぐ若手IDMプロデューサーだったのは今や昔。OPN、arcaなどの後続に派手なのが出てきて、ちょっと奥に引っ込んでいた気もするが、最近は劇伴やってんのね。それもすごい個性的な。トレント・レズナーとか俺が好きだったミュージシャンが映画のサントラやるのはすごい興奮するものがあるけどトレントは作風がだいぶ大人しいというか、NINっぽくないのがつまらないわけで、そういう意味ではクラークは思いっきりクラーク節だしてて、かつ新しい音楽やってるんだよなー。だからすごい。やっぱりワープの連中は才能の桁がちがう。テクノはダンスミュージックである必要はないんだよなー。古くはジョルジオ・モロダーがスカーフェイスのサントラやってたのも、すごい味があってよかったし、基本的に俺は電子音楽のサントラがたまらなく好きなのだ。



ちなみにトム・ヨークのサスペリアのサントラは、ゴブリンなめてんのか?っていう内容だった。ゴブリンのサントラ聴くと、もう俺は一瞬でタイムリープできる。





そんなテクノサントラ系譜をきちんと踏んでいるクラークは偉い。
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Amazon HDでハイレゾ配信中
俺の予想。映画はつまらん。





クラーク誰?っていうEDM厨はこれでもきいとけ

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久々にちゃんとしたテクノきいた。Ken ishii作品は最初がよかったが(俺にとっての最初はjelly tones)どうせ今回も駄作だろうと思って、再生したら・・・・めっちゃかっこいいやん・・。おおこれはすごいと思って、インタビューみたいなと思って、あーでもサンレコはもう発売されたやつなのかなと思ったら2月号に掲載されているではないか。何年ぶりかにアマゾンで悪書サンレコポチったわ。しかしなぜ発売されて2ヶ月後のサンレコに載るのか?俺の読みはこの発売されたレコード会社にヒントがあると思う。多分あまりプロモーションに金かけられないんだと思う。サイトダサいし。サンレコのちょっと読みたいなので見ると、今回kenさんは、自分の作りたいものを作ったということで。それが実現できたのはこのレコード会社のおかげだと言っている。なるほどね。フロアユースでなくてリスニング嗜好のテクノ。最高じゃないか。しかし音がいい。砂原マスタリングのおかげか?amazon hdのおかげかわからないが。これはテクノの現在進行形だと強く思った。こんな素晴らしいアルバムをメジャーから出せないというのが悲しいが。それはきっとここまで駄作しか作ってこなかった石井さんに責任があるな。 

 
かっこいいー

今までで一番好きかも。まず奇をてらってない。ひたすらテイラーの得意なことで攻めている。それからミックスがアナログライクでいい。角が丸くて耳が痛くない。

最近はこればっかり聞いてるかな。矢野顕子はちゃんと聞いたことなかったので、このapplemusicの初めてのシリーズで聞いてみたんだけれど、出だしの4曲がいい。そこをリピートしている。俺はあまり好きじゃないけれど、キビダンゴがどうこう歌ってる女の不思議ちゃんみたいなアーティストも、矢野顕子の系譜だね。

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