
ひとつ前の記事の補足事項な。曲を横に展開させる方法がわからない。と思ったやつに対して。そういうお前は、楽曲分析からやるとよい。たとえばお気に入りのアーティストの曲をBPM合わせてDAWに貼る。
その前に、曲の展開。という言い方が正しいのかわからない。構成?わからないけれど、時間軸に沿って、どう変わっていくかの事だ。それはコードのパターンの変化、リズムの変化、鳴っている楽器の数の変化、メロディの変化、フレーズの変化。簡単に言うと、AメロがBメロになってサビになる。というような事。
次に、頭から、ケツまで、どこがAメロなのか、A’なのかBメロなのか、ブリッジがあって、サビなのか。という感じに旗をたてていくわけだ。(ラベルみたいなのあるでしょ。)次に、その小節数をノートに1曲づつメモをしておく。
それを曲調別に何曲もやってればそのうち王道の展開が見えてくる。これすごい簡単だから絶対にさぼるな。あと音楽を聴いていると見失うから、展開だけを集中して聞け。
自分が、この人の曲結構複雑やなーと思っていても、展開は案外シンプルだったりする。複雑さは、展開以外に音色変化やコードの展開でも作れる。というか複雑だからいいということは何もない。その辺が最初のころはわからず、複雑なものを作ろうとして、童貞臭い曲ができる。
結局リスナーがその展開でノレるかどうかが問題なのだ。ストーリーの展開と同じで起承転結のようなわかりやすい筋道があるからこそ、リスナーはメロディや歌詞に安心してノレるわけだ。
実は展開はシンプルな方がよい。展開はあくまでも土台の部分だ。その上にのっかるメロディやリズムを感じるための影の存在なのだ。影の存在が表に出てくると、話がややこしくなる。下手な奴の曲は大体、すべてを難しくしようとして、耳障りになっていること多い。そういうやつは私生活もウザい。まず間違いなく年収300万以上稼ぐのは無理だ。
それから王道という意味をよく考えてほしい。王道というのは、人類の英知がそこに込められている。音楽というのは、これまでの人類の知恵の結集だ。雑魚の分際で王道を避けるというのはやめておけ。王道をありがたく拝借して、後世に伝えよ。
というわけで、今日のまとめ。曲の展開の王道は楽曲分析で学べ。そして王道というのを知れ。いたずらに複雑にする必要はない。そういうことやっている奴は一生童貞だ。
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コメント
コメント一覧 (3)
ダイアトニックやスケール的には合ってるんですけど、繋がった感じがしないのはフィルインの差なんでしょうか?
宜しければ意見ください<(_ _)>
曲がどうやったらうまくつながるか、私にはわかりません。私自身自分の曲がうまくつながっているのかもわかないのです。ただ、常にプロのものと比べて似せる。という行為を続けていった暁に、それなりに聞ける曲になった。というのが真相です。
ベニーさんが、自分でうまくつながらないなと思うのなら、それは次のレベルへ行くチャンスです。それのどこが弱点なのか自分で分析するためにも、何曲も完成までもっていってください。そのうち、あ、こうすればいいかも。というのがきっと、見えてきます。私もそうでした。
そして、恥ずかしがらず人に聞かせるのが近道です。その時に、「これのどこがいいか、悪いか感じたことを教えてください。」と堂々と言ってみるのもいいでしょう。その時に一番ためになるアドバイスをくれる人と付き合っていけばいいでしょう。
よくないのは、完成してない曲を人に聞かせることです。それは、たとえ批評をもらっても、「いやまだ完成してないから・・」という言い訳を用意しているにほかなりません。その時のベストだと思う曲を数曲単位で作り続けてください。きっとプロになれます。
学校に行ったり、先生につく。という手もありますが、なにせその先生方も自分の曲を表に出さないもんだから、その先生の実力がわかりません。インターネットは割と腕を伸ばすのにいい場所だと思いますよ。
それを解決する方法を次に書いてみようと思います。
ただ、もうここまでくると普通のDTMのブログと変わらないんですよね。