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今日は音楽で飯が食えない。と言うやつの特徴をわかりやすく解説しよう。あ、俺だ。と思ったやつは、今すぐにあきらめたほうがいい。


①プレイヤー志向が強すぎる。
音楽で飯が食えてるやつは、特定の楽器が上手というよりも、作曲が上手なことが多い。プレイヤーはどんなに楽器が上手でも、クソみたいな曲しかかけなければ、一生雇われだ。Xで言えば、YOSHIKIだけが印税総取りで、あとは雇われミュージシャンみたいなもんだ。

②需要のないジャンルの音楽を続けている。
そもそも飯が食えない。というのは、お金を払いたくなるやつがいない。ということなのだから、お金を払いたくなるような音楽をやればいいだけなのだが、そこは、なにか中学生くらいの頃にインプリンティングされたジャンルに固執して、輝いていた頃の自分を後ろ向きに追いかけているやつが多い。ただし、稀に一周回って最先端になることもある。

③下手な部分を個性と言い張る。

他人のアドバイスを一切聞かず、これはローファイだからとか、スカムだから、とか言い逃れるための横文字をロッキンオンとかから拝借して、下手なものを正当化するようなやつは、お金を生むことはできない。

④理屈っぽすぎて音がついてきてない。

たまに、偉そうな評論家とかが、やってるバンドを聞くと、「何このダサいバンド?」となることがある。作曲本とかの作者ってたいていそうじゃない?そういう人たちの理論武装した、自作の解説を読むのは本当に滑稽だ。当然彼らは音楽では飯がくえてない。

⑤あきらめが悪い。
結局、売れるやつは勢いがある。売れる才能というのがそもそもあって、時代とマッチして売れていくのだ。ロックにショックをうけて、俺はこれだ!と思って、とうの昔にそのジャンルはシーンから消えているのに、ずーっと続けている人に教えてあげたい。「もう、ブランキージェットシティは解散しましたよ。」と。ロックンロールで人生を破綻してしまったら、周囲は「やっぱりロックは不良の音楽なんじゃないか。」となるよね。ところが、そういうバカは、不良を何かプラスの意味に捉えているようだが、不良というのは、周囲を不幸にするやつだ。人にはそれぞれ適正というのがあって、それを見誤ると何十年も人生を浪費してしまう。

⑥「金じゃない。」とかいって周囲に迷惑をかける。

崇高な御託を言う前に、ヒモ生活をしたり、親の金を食いつぶすことを恥に思えといいたい。たしかに成功したミュージシャンには元ヒモや、親が金持ちとかが多いが、才能がなければ単なる穀潰しだ。社会のダニだ。



音楽は心を豊かにするが、経済的に豊かにはなりにくい。受け手が作り手になってお金をちょうだいするには、誰かの心を豊かにしてあげなければいけない。この基本原則を知ることが第一歩である。