
2つ前の記事から、この記事まで続き記事だ。
コメントで最初にどんなシンセを買うべきか?という質問をもらったので、ちょうどいいネタになると思って分けて書いた。今日は酒も飲んでないので非常に真面目な記事になってる。喜べ。
まずシンセを買うっていうのが、昨今だともはや珍しい行為だと思う。シンセは買うものじゃなくて、ソフトについてくるものだから。
そう。ソフトシンセがあまりにも当たり前になってしまったのだ。2000年初頭にソフトシンセが出てきてから、最初は音悪いだのなんだの言われてたが、最近はソフトシンセでも太い音を出せるようになってきてて(どうやってるかよく知らんが)もはや、ハードわざわざ買う意味ある?っていう状況だ。
もちろんハードを買う意味はある。ハードは機械を操ってる感が楽しい。それだけだ。
サウンドに関しては、ソフトシンセで十分だ。十分だとか書くと、まるでハードに劣っているかのように思えるが、そうじゃない。たとえばデジカメなんかも、いまから15年くらい前のやつと今のやつ比べても、全然色の再現性とかあがってるわけじゃん。よりアナログに近づいているというか、デジタルならではの強さもありつつ、人間にしっくりくるようにセンサーを開発してるわけじゃん。それと一緒だと思うんだよ。
うーんわからない?たとえば2004年くらいの地デジのドラマと今のテレビドラマ比べてみ。今の方が全然味気ある。から、あれはフィルターの使い方とPCの処理速度があがったのも寄与してるとおもうが。つまりデジタルも進化してるってわけ。
で、話長くなったけど、シンセとシーケンサーはセットで考えるべきだと言ったのと、シンセで音作りをする意味がわかってるのなら、もう答えは一つ。
ソフトシンセ一択だ。それも付属のやつ。だから買わなくていい。
昔のハードシンセとかをわざわざ買ってきて、音作りを学ぶなんてのは曲作りまで発展しなさそうだし、MIDIケーブルで結線して、とかやってたら多分萎える。
小室とかいまだにシンセをたくさん並べるじゃん。あれ全然使いこなせてないからね。

あんな必要ないだろ。単なる見た目。
シンセって、誰もこのシンセで、この曲作ったと思わないだろうな。っていうロマンがあるんだよな。結局音をどうやってコントロールするかってのを把握してる奴がえらい世界なのよ。ハッカーの世界。だから、しょぼければしょぼいほど、自己満足度は上がる。
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LIVEはバージョン1から使っているので、それがもう手に馴染んでいます。ただ、個人的に一番極めたいのはcubaseです。cubaseのMIDI機能を極めること=DTMを極めることだと思っています。あれは本当にプロ仕様です。