同じ音楽をきいても同じ映画をみても、受け取り方は人によって違う。ある人は鳥肌がたち、ある人は退屈だと思うのだ。
そこには一体なにの差があるのか?脳の構造が違うのか?シナプスの数か?歩んできた人生か?諸説あるだろう。
しかし、わかり合えないものを無理してわからせるよりも、インターネットを使えば、なるだけ自分と波長のあう人間に出会える。それはインターネット以前に比べたら圧倒的に出会える。なんといい時代なんだろうね。
お前も、ひょっとしたら俺と波長が合ったから、このブログを読んでいるのかも知れないね。
しかし、俺はただ単にこのブログを俺の心の叫びみたいに書いているわけじゃないよ。俺はわかってもらうためにわかってもらう工夫をしている。
それは挑発的な文章だったり、退屈させないようにギャグを入れたり、コメントではひたすら丁寧に。とかだ。
うん。ここで言いたいのは、アマチュアはわかってもらおうという姿勢に欠けていることが多い。ということだ。ただ、これはさじ加減が難しいんだよ。
わかりにくいものと、わかりやすいものの、絶妙な配合。その塩梅がわかるかどうか。
上の動画は最近俺が鳥肌がたった岩井俊二の作品だ。netflixにある。
コメント
コメント一覧 (8)
料理の味を追求するのは当然だけど、「ウチは味で勝負するんや」的なスタンスに逃げて、サービスや雰囲気に対する努力を怠るのは甘えというか。うまく表現するのは難しいですが、そんな風に思います。
個人的にはくるり岸田以来の天才じゃないかなって思ってます。真新しさは特に無いんだけど、でも凄い良いって言うのが逆に新鮮に感じました。ギターのアレンジが良いのかな。キリンジみたいで。
良さを文章で説明するのが難しい。これがプロとアマの違いなんですかね?
飲食店はマジで難しいですよね。特にラーメン屋はスープにこだわりだすと原価率が60%とかになると聞きます。化学調味料と加水タンパク分解物などをぶち込んだケミカルなラーメンでも条件が整えば客は満足しますし、利益も出ます。
わかってもらおうという姿勢というのは、音楽においてはマーケティングの分野だと思います。大抵のメジャーにいって潰れるアーティストは、そこで本来やりたいことではなかったと思って嫌気が指すんだと思います。しかし、現代はインターネットで広く浅くファンを獲得することが出来ますから、マニアックなことでもうまくやれば受けますよね。ただし、その過程においてどういう魅せ方をするか。そこが一番頭のひねりどころですね。ヒントは常に相手の側にたって考える。ですね。
私も最近彼を動画でみました。ギターがとにかく上手ですね。ナンバーガールみたいな歌いかたも面白いし、歌詞もなにかあるな!と思わせる内容ですね。
彼が今後どういう売り方をしていくか楽しみです。なんか天才ギター少年とかしょうもない売り出し方はやめてほしいですね。
音楽表現は根本的にはコミュニケーションなので、相手の立場を考える、というのはけっこう本質的なことだと思います。
マーケティングって全然いやらしくないんですよ。むしろ音楽でもなんで、自作品をお金に変えたい人は絶対的に相手の立場とか相手に共感を得るような施策をしないと、お金だしてくれませんからね。ただ、それを喜びに変えられるかどうかは別ですね。カート・コバーンのように売れれば売れるほど自分が嫌いになる人もいますから。