コミュニティで、今時は曲を作るやり方がわからない。というのは言い訳にならない。と言ってるのを見て、そうかもしれないと思った。要するにやり方がわからないのならYoutubeを見ればいいのである。検索する言葉がわかれば何でも出てくる。

でも今度は、作曲でやることが沢山ありすぎて物怖じするかもしれない。まぁわかる。でも実はこれは順番を変えれば解決する。

まずやり方を覚えてやるんじゃなくて、なんとかして、まず曲らしきものを作ればよい。その過程でソフトと四苦八苦していれば、いつの間にか自分で発見してしまう。それが最も良い技術習得法。

つまり、まずは自分の中にある表現したい欲求を発散させるためにどんな曲でもいいから作ってみればよい。そして、どうしてもこうやりたい。でもわからない。ってときに調べればよい。逆引きスタイルである。思い出してほしい。作曲は調べることが目的ではなくて、曲を作ることが目的なのだ。調べることに終始してたら、あっという間に老人だ。

作曲という山を登るには幾通りも方法がある。最初に表現したいことありきでもできるし、とりあえずこういう曲の作り方。というのを知ってからでも作れる。俺の場合はもっと特殊で、たまたま出来たアイデアを育てるという感じ。降霊に近い。

でも作曲というのは、やり始めると音楽のいろんなことがわかり始める。そして気がついたら音楽の聞き方が変わってしまう。それがいいんだよな。