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DTMで作曲してるだけで、プロデューサーと名乗れる昨今。パソコンオタクという実情からなるだけ離れたイメージにしたいがために、あらゆる試行錯誤した結果見つけたワードなんだろう。

俺が知ってるプロデューサーといえば、やはり小室や、つんくだ。彼らは曲を作るだけではなくて、アーティスト(笑)の売り方まで考えていた。DTMでシコシコ曲作ってるだけでプロデューサーなんて名乗るのはおこがましい。そう俺は考えるね。

一昔前だとクリエイターとかいって、やっぱりオタクくささを覆うようなワードがあったけれど、最近はあまり聞かないな。当時クリエイターというのは、単に企業に買われている、CGかDTMが得意なやつ。ってだけだったのだけれど、それでクリエイター(創造主)だよ。笑っちゃうよね。

話は少しそれて、最近俺は完全に脳が覚醒して(シャブはやってないよ)いろんなものを、高速で大量生産している。主に音楽と文章だけれど。

過去に俺はいろんな失敗をした。特にダメージがでかかったのは、得意じゃないものをなんとかして会得しようともがいていた時だった。これは本当に時間をロスしたし、精神作用もよくなかった。

あるとき、俺は自分の好きなものを音楽以外で見つけ、それから人生が一気に明るくなった。そして仕事でも自分の本当に得意な分野を見つけ、それで今は楽に稼いでいる。そのおかげでこうやって時間を作って、趣味で物を書いたりDTMをやっている。

で、だ。今回俺が言いたいのは

大抵のやつは、プロデューサーだとかクリエイターだとか偉そうな肩書きに憧れても、その実態は、すでにある枠組みでお金を得ることだと思っているんだよ。

でも、一番クリエイトしなきゃいけないのは、その枠組自体なはずなんだけどね。学校だとかで飼い犬、奴隷根性が付きすぎてるやつには、到底想像できないかも知れないけれど、枠組みをクリエイトできるようになったら、本当に自由になれるよ。といっておきたい。

そのためには、今自分がどんな枠組みの中で生きているのか。そしてどの枠組みに行こうとしているか?を、今一度見つめ直したほうがいいということ。その枠組ですでに既得権をもっているやつしか、勝てないゲームなら、そこは抜けたほうがいい。

まずは枠組みを見抜けるようになれ。