
最近は結構作曲が生活の一部になりつつあるが、俺は何年も作曲から離れていた。ただ、いつか戻ろう戻ろうと思っていた。
どうして戻れたかというと、それは仕事で作曲してた時に、本当に自分の限界までいい物を作ろうと頑張ってた時の、自分の限界に挑んでいる感じが忘れられないでいたのだ。がんばった分報われないのが音楽だが、それでも俺はいい物を作るために、自分の命を削る感覚が好きなのだ。
そして、俺はいつか必ずまた戻るために、サウンドクラウドのunlimited proの高い年会費を、何もアップしないのに、ずっと払い続けていた。毎年年会費をごっそり取られるたびに、ちょっと痛いな。と思っていた。しかし、これが良かったと思う。もし、サウンドクラウドが払えないくらい困窮したら、もう作曲なんかする暇もなかっただろうし、逆に金があって払わなかっても、もう戻る意欲がなくなっていたかもしれない。そう思うとサウンドクラウドに感謝だ。
作曲がはかどらないやつは、わざとunlimited proプランに加入するのもいいと思う。unlimitedプランのいいところは、時間制限なしに音をアップできるところだ。プロプランで6時間、フリープランで3時間。俺は過去の曲をアップしまくってるから最初からunlimitedじゃないと容量が足りなかった。金を払わないとデータは消えないが、聞けなくなるとのこと。(前はそうだったけど今は知らん)
容量無限とあると、なんかどんどんアップしたくなる。俺は自作曲以外に、仕事で使う音声メモを大量にアップしている。コンサルしているクライアントに、伝言メモのように音声を送っているのだ。
こうやって、わざとサブスクリプションのツールを契約すると、契約している金がもったいないので、使うようになる。まさに外堀を埋めるというやつだ。
作曲も実はそうで、正直曲作りというのはしんどいことの連続だから、途中で逃げたくなる。だが、その時踏ん張って、とりあえず現段階で一回曲にしてしまって、あとで聞いてみよう。という少しでも前に進めることが重要だったりする。そうすると、一回客観的に何がダメなのか見えてくる。
とりあえず外堀を埋めるのは、実はあらゆるしんどいことに応用できる。
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