Serum_Bass_Screenshot

最近Serumにハマっている。DTM再開して買って良かったものナンバーワンだ。俺の中でSerumのよさを説明すると、ソフトシンセでやっと個性的でいい音が出せるようになったシンセという感じか。とにかくプリセットの音がいい。プリセットだけで曲が作り続けられる。最高だろ。

いいシンセの定義は、曲作りを邪魔しないことだ。たとえば、FM8なんかは、プリセット聞いてる段階で耳が痛い音が沢山あって萎える。でもそういう耳の痛い音でも使いどころがあるのかもしれない。今後のシンセは、音色と使いどころがわかるMIDIとセットになるんじゃないか?

その点、Serumのプリセットは割と数も少な目で厳選されてて、ジャンルはかなり狭いが、使える音が凝縮していると思った。とりあえず、これを使い倒して、もう飽きたと思ったら音作りしようと思っている。当分それは来ないだろう。

シンセが上達するのにはいくつか段階があると思う。とりあえずプリセットを酷使して、曲を作り続ける。そして、慣れてきたらパラメーターを操作するオートメーションを書くけるようになる。そんで、音のレイヤーとかもデザインできるようになる。

いずれにしても、シンセが上達するのは、曲の完成という最終目的のためだということを見失ってはいけない。どんだけ操作できても、曲がつまらなければ、それは単なる電子屑だ。極端な話、シンセはとりあえず音が出ればいいのだ。

大事なのは、何もかも最初からやろうとしないことじゃないかな。というのは、いい曲と細かく操作することとはイコールじゃないからだ。トンガリキッズはそこを見失って、細部のことばかり語っているが、曲はいつまでたっても出てこないのだ。

俺の曲はもうしばらくしたら、まとめてアルバムとして出す。