コミュニティの重鎮、irishさんの新しい試み。Reaktor Blocks BASE(そんなのがあるんだ。)を使ったモジュラーシンセ入門。

これはタイトル見ただけでも、結構面白さが伝わってくる。シンセはserumみたいな最初から出来上がっているものを使うのでも十分曲作りに生かされるけれど、こうやって、1から信号の流れをルーティングして作る面白さがわかると、シンセの仕組みをより深く理解して、音作りも早くなるんだよ。俺もその昔1からウェーブテーブルでシンセを作った時にそれを感じた。

ところで、俺はその昔リアクターは実機をMIDIコンで動かすときのハブとして使っていた。実機は本体でパラメーターを動かすのに画面の深いところに潜らないといけないので、DAWからコントロールチェンジをリアクター経由で送るとすごい便利なんだよ。俺はそのパラメーターをただ単に1~127で信号を送るんじゃなくて、×3とかにして、ピーキーに音を動かせるように改造したりしていた。その動きをDAWに記録して、変わった音を作っていたわけだ。また2つのパラーメーターを同時に動かすようなマクロ化をやっていたので、serumについてるマクロとかも意味がわかる。

今はもう実機とDAWをつなぐオーバーブリッジみたいなvstがメーカーから出てるけれども、過去のあらゆる実機もリアクター使えば音作りが楽になるんだな。まぁやらないけどw

リアクターのオーディオでパッチ作りは難しすぎて俺には無理だった。MaxMSPも挑戦したんだけどね。まぁいずれやろうやろうで、ここまで来ちゃった感じ。

自分語りが過ぎた。みんなも是非このシリーズを追いかけて、シンセの基礎を理解しよう。