この回の結論
アルペジエーターも悪くないが、ステップシーケンサーの方がカッコいい。この MiniBrute シーケンサー改造は簡単に実行できて、あらゆるジャム・ライブ演奏に使えるいい道具が手に入る。基本的だが使いやすいし、Arturia が楽器を改造に対して開いたままにしている姿勢が評価できる。他のメーカーもこのフランスのシンセ支配者たちから一つ二つ学ぶべきだ。
何を喋っているか
- 「Better Gear へようこそ、機材をより良くする番組だ」。概ね好評だった MiniBrute 回のあと、Hackabrute のページをじっくり見て「低いところに実った果実 (low-hanging fruit)」を探してみた。「俺がフルーティーだと思ってるだろ?」 — ハンダごてを使わずに、あなたと自分の手で摘める果実の話。
- 今回やるのは、初代 MiniBrute を MiniBrute SE に化けさせること。ただし明るい塗装と「本物の、シミュレーションではない木製サイドパネル」は付いてこない。やることは、マシンの中に眠ったままのシーケンサーを起こすだけ。この SH-101 スタイルのシーケンサーは MicroBrute と前述の MiniBrute SE で既に知っているはず。愛機を壊さない保証はできないが、と前置き。
- 手順は超簡単。まず MiniBrute のファームウェアを最新にする。USB でコンピューターに繋ぎ、Arturia のサイトから Brute の接続ソフトを落として、最新かどうか確認するかアプデさせる。自分の場合はアップデート後に本体もコンピューターも再起動が必要だった。シーケンサーは短い SysEx 文字列を楽器に送ることで有効化される。
- Hackabrute のページに使うソフトの推奨が載っている。自分は「使い慣れた MIDI-OX」を使っているが、SysEx を送れるソフトなら何でもいい。文字列を手打ちするか、好きなソフトで .syx ファイルを読ませるか。あとはシンセを再起動すれば完了。そこから実演のデモ演奏。
- 元のノーマル状態に戻すための文字列も用意されている。「でも自分はシーケンサー版のままでいく」。そのままデモ演奏が続く。
- Verdict。アルペジエーターもカッコいいが、ステップシーケンサーの方がカッコいい。この MiniBrute シーケンサー改造は簡単に実行できて、あらゆるジャムやライブ演奏に使えるいい道具になる。基本的だが使いやすい。
- Arturia が楽器を改造に開いたままにしている点を評価。「他のメーカーもこのフランスのシンセ支配者たちから一つ二つ学ぶべきだ」。ついでに、MiniBrute のゲインストラクチャーの癖をコメントで指摘してくれた人たちに感謝。滑らかで歪みの少ない音が欲しいならオシレーターミキサーのレベルを下げること。スライダーを全開にするとミキサーがオーバードライブして、多くの人が MiniBrute について嫌う例の音色になる。
- 「観てくれてありがとう、また次回。バイ」で終了。