機材には天気が良すぎる

Weather is FAR TOO NICE for GEAR

この回の結論

「機材縛りの巣ごもりバカンス、楽しんでもらえたなら幸い」と締める。オフグリッドで音楽を作るならどこがいいか、お気に入りの場所をコメントで教えてくれと呼びかける。いつも通り、機材の爆買いに走る前に下のリンクをクリックしろとの一言つき。

何を喋っているか

  1. 2025年8月、ウィーンの天気が機材にはもったいなさすぎる。「とはいえ俺がビアガーデンでくつろぐ動画なんて誰も見ないだろ」ということで、予算別に3つのセットを組み、電源コンセントのない自分のお気に入りの場所へ持ち出した。ルールは単純 — iPad 禁止、ラップトップ禁止、そして何より電力網から独立して動くこと。
  2. ディーゼル発電機とソーラーパネルを除けば、方法は基本的に3つ。1つ目は「単三電池」。最も古典的で、持続可能とは言い難いやり方。単三を数本放り込めば動く。この比較的安上がりなセットの中心には初代 Novation Circuit を選んだ。電池ボックス付きのグルーヴボックスはこれしか持っていないから。ドラムサンプル4トラックと内蔵デジタルシンセ2基。
  3. それだけでは足りないので、アナログなノイズとダブディレイ用に KORG Volca Keys を追加。さらに正統派のシンセ音として Roland Boutique JX-03。Reverb の売買履歴によれば、この一式は400ドル以下で揃う。
  4. 400ドル以下なら、大自然に持ち出すのも「計算されたリスク」の範囲内。ただし Zoom のマルチ FX は自分に許可した。ついでに MIDI スプリッターもあると便利。ジャムを録音する必要がある以上、ミキサー的なものもあった方が楽。この動画全編で使う古い Zoom はレコーダー兼ミキサー兼ヘッドホンアンプで、当然のように単三駆動
  5. つまり島にうってつけのセット。ドナウ島 — ウィーンの中心部にある全長20kmの人工島で、洪水と永遠の退屈から我々を守ってくれる。自転車でしか行けないような水浴びスポットに高価なヒップスター機材を持ち込みたくはないので、この構成なら安心。
  6. ドナウ島でのジャム。演奏のみ。
  7. 2つ目は計画的陳腐化。今も入手しやすい電池で動く現行機材はあるが、持ち運び用の楽器の大半は充電池内蔵、しかも大抵は接着剤で固定されている。数年後に買った日を呪うことになる可能性は高い。が、それまでは少しだけ上等で、それでも手の届く遊びをする — Polyend Tracker Mini と Roland AIRA Compact 2台。
  8. 小さなトラッカーだけでアレンジ全体が組める。S-1 は古典的な Roland サウンド担当。P-6 は DJ 風のエフェクトと、クロマチックなサンプル再生に少し使う。どれも近所の楽器屋で買えて、合計1,000ドル強。森にふさわしい組み合わせ。
  9. ウィーンはウィーンの森に囲まれている。よくある公園ではなく、本物の森がまるごと。とはいえ公共交通機関で簡単に行ける美しい場所がいくつもあるので、この少し高級なセットが壊れる心配はしていない。コンパクトで軽い形も気に入っている。
  10. ウィーンの森でのジャム。演奏のみ。
  11. 3つ目、モバイルバッテリー。前の2つの方法は選べる機材を極端に狭めるので、いちばん一般的な解決策はやはりこれ。ラップトップ用のステロイド漬けみたいなデカいやつにリップコード変換をかます手もあるが、「家にいるみたいな」構成を組みたかったので、AC コンセント付きの少し大きめのモデルを買った。このチャンネルの常連なら、Digitakt が出てくるのは予想通りだろう。
  12. 「誰かが警察を呼んだ時のために」交換しやすい初代 Digitakt を選んだ。そして愛する TB-3 の1台を賭けに出す。古い Sound Canvas がパーカッションとザラついたロンプラーのドローンを供給し、それらは Digitakt 内蔵のリバーブとディレイに沈められる。宮殿にふさわしいアンサンブル。
  13. この街の主要観光地の一つが Bad Gear 本部から徒歩圏内だと聞くと驚くかもしれない — シェーンブルン宮殿。「必要以上のトラブルは避けたい」ので、帝政時代の面影は残しつつもう少し人目につかない場所を探す。
  14. シェーンブルン宮殿でのジャム、そして締め。「機材縛りの巣ごもりバカンス」を楽しんでもらえたなら幸い。オフグリッドで音楽を作るお気に入りの場所をコメントで教えてくれ。高評価、登録、そして機材の爆買いに走る前に下のリンクをクリックすること
  15. パトロンへの感謝と月例シャウトアウト。ただし今回は残念ながら屋内に移動せざるを得なかった。今日は Polyend Synth を使ってティア4から。
  16. ティア6のシャウトアウト。支援への感謝を述べて、また来月と締める。